【英語学習】TOEIC高得点のその先のリスニング – PHILESSONブログ

【英語学習】TOEIC高得点のその先のリスニング

動画でリスニング

TOEIC Listening & Reading Test のリスニングで450点以上取れていない場合はリスニングレベルとしては不十分です。また450点以上の場合でもTOEICに関しては良いかもしれませんが実際の英会話の中では聞き取れないことが多いと思います(経験談)。

本当に必要なリスニング

今回は実際の会話で困らないリスニング力の向上について、TOEIC600点以上の人向け(900点以上も含む)に学習方法をお伝えしたいと思います。

もしTOEICで高得点を取ることが目標の人はこの記事は関係ありませんので、TOEICで高得点を取る勉強法をして下さい。ここでは外国人との会話や生活、ビジネスで使える実践的な本当のリスニング力の向上について書きます。

問題点

先ほどTOEICのリスニングテストで90%の正解率である450点というスコアでも実際のリスニング力は不十分と書きましたが理由は以下のようなことがあげられます。

  • TOEICテストのリスニングはハッキリゆっくり喋っていて聞き取り安い
  • 使われる単語が過去問などで予め分かっている
  • 問題やストーリーの予想が出来る
  • マークシート方式なので答えがある

TOEICのテストから一歩離れた現実の英語の中ではこれらはどれもありません。その為いくらリスニングテストで高得点でもあくまでTOEICという狭い範囲だけの話になります。

重要なこと

本当のリスニング力を養う上で必要なのは様々な英語を聴くことです。英語が母国語のアメリカ、イギリス、オーストラリアでもアクセントやイントネーションが異なります。またそれ以外の人が話す英語も国によって特徴があります。

しかしそれら全てを一つずつ学んでいく方法は間違いですし必要ありません。理由は実践的な英語のリスニング力を付ければ経験からアクセントやイントネーションの違いは大きな問題にならずにほぼ聞き取れるようになるからです。

学び方

一番理想なのは多国籍の人々の中で英語を日常的に話したり聞いたりすることですが、現実的にそのような状況を得られる人はあまりいないと思います。その場合は映画やアニメなどの動画を使います。

ただし映画を一回観ただけでは英語の勉強にはなりません。本来は何回も繰り返し観て全て聞き取れるように映画丸々1本を教材として使うといいのですが、はっきり言って大変です。実際にこれを根性で続けることが出来る人はかなり少ないと思います。

なのでもっと手軽でリスニング力の向上に使えるツールが必要になります。

短い様々な動画や音源を使う

リスニングはある一定のレベルに行くと「聞き取れたけど重要な単語の意味が推測できずに内容全体の理解に支障が出る」という場面によく遭遇します。それくらいになるとその単語一つ一つを学んでいけば自然と総合的に英語力が付きます。

ただそのレベルに達していない人は積極的に単語力・語彙力も同時に学ぶ必要があります。いろんな人が喋る英語を聴き、同時にその中に出てきた分からない単語を覚えるという行為を地道に繰り返し続けていくしか方法はありません。

大人は言語の敏感期はとっくに過ぎていますので流し聴くだけでは絶対に無理です。大事なのは集中して聴くことです。なのでそれに使うツールはしっかりと自分で選ぶ必要があります。

もし自分が最適だと思うツールを見つけられていない場合は以下の部分に注意して選んで下さい。

  • 自分にとって興味のある教材(動画)かどうか
  • 学習をサポートするアシスト機能(字幕の有無)があるかどうか
  • 自分のレベルに合っているか
  • 音声スピードを調整できるか
  • PCやスマホ(アプリ)に対応しているか

使うツールが良くないと時間を無駄するだけでなく学習意欲も低下します。しっかり自分にあったものを見極めましょう。ちなみに個人的には先程の注意点を全てクリアしているEEvideoが動画で英語学習としてはおすすめです。とにかくギブアップせずに地道に努力をすれば実力は必ず上がりますので頑張って下さい。

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