
上のデータはアフィリエイト最大大手のA8.netでの2021年2月の成果報酬振込額トップ3です。なんと1位は1,200万円超え。2位も700万円、3位は600万円を超えています。ちなみに4位から8位まではこんな感じになります。

8位でもほぼ200万円と凄い金額になっているのが分かります。これは年間ではなくたった一ヵ月の振込額なので羨ましい限りです。ということで今回はアフィリエイトって実際儲かるの?ということについて解説していきたいと思います。
普通のブロガーの現実
先程のトップ8を見るとかなり夢がありますが実際はどうなのでしょうか?2020年のアフィリエイトを行っている人への月間収入調査では全体の31.6%の人が収入ゼロ、1,000円未満が16.6%、1,000円~5,000円が11.3%となっています。つまり約60%の人達が5,000円未満となっています。

月間5万円以上を稼ぐ人は約20%
約60%の人が5,000円未満(その半分が0円)であるのに対し、22.6%の人が5万円以上を稼いでいます。その中で100万円の大台を超えている人は6.5%もいます。
つまりアフィリエイターの約5人に1人は5万円以上を稼ぎ出し、さらに15人に1人は100万円以上の大金を稼いでいるということになります。ただし忘れてならないのは成果が5,000円未満である60%の人達。ではこの差は何なのでしょうか?
やっている期間が短い
まずアフィリエイトをやり始めてからの期間は注目すべき重要なポイントです。下のデータは先程の月間収入調査の回答者のアフィリエイトを始めてからの年数についてになりますが、約40%の人が1年未満となっています。

普通に考えれば1年未満で月間5,000円以上の収入を得ることは難しいですので長く続ければ続けるほどコツを掴んで記事の質も上がり成果に繋がっていく、またトップブロガー達は諦めずに長年やってきた結果として成果に繋がっていると思われます。
私の場合もWebサイトやブログを5年以上に渡って複数運営していますが、アフィリエイト狙いのサイトで最初に成果が出たのは初めてから半年後でした。その時の成果報酬は500円くらいでしたが報酬額よりも成果が出たという事実が嬉しかったのをよく覚えています。。
なかなか成果が出ずに諦める人が多い反面、コツコツ続けていくと上位の5人に1人に入れて月間5万円以上を稼げる可能性が高まるということに繋がります。
ジャンルはどうなの?
アフィリエイト狙いの場合はジャンルによって成果報酬がかなり異なりますので重要と言えば重要です。最初にお伝えした月間1,200万円以上を稼ぐトップのアフィリエイターのジャンルは金融系です。FX口座申込みやクレジットカード申込み等は1発の単価が高いですのでPVが多くなれば他のジャンルよりは稼げます。だからと言って今日から金融系ブロガーに転身するのは誰にでも出来ることではありません。
ジャンルに関しては自分が良質な記事を書ける得意なジャンルを選び、そうでなければ皆が疑問に思っていることへの解決や独自のオリジナルのジャンルを作り出すというように考えるべきです。
基本はワードプレス
アフィリエイトで収益を上げるブロガーで無料ブログサービスを使っている人は約30%と多いですが、基本的にはちょっとブログをやってみようというお試しの人が多いと思います。もちろんそういう人は収益も出ないことがほとんどだと思います。データから見るとやはりワードプレスがダントツです。

個人的にはワードプレスを使っていますが必ずワードプレスじゃないといけないということはないと思います。ただし副業として月○○万円の収益を得たいという場合にはワードプレスじゃないと成果がそれなりに出始めた時に後悔する可能性が高いです。もちろん無料ブログと違って維持費や最初の手間はかかりますが、ブログサービスに頼っていると万が一そのサービス提供会社が無くなってしまうとそれまでの努力も無駄になってしまいます。せめて独自ドメインを利用することをおすすめしますが、そこまでするのであれば腰を据えてワードプレスを使った方が将来的に見て有利に働きます。
グーグルアドセンスだけで稼ぐ人
Googleアドセンスだけで広告収入を得ようとする人は意外と多いです。ただし多くの人が誤解していることの一つにアドセンス収入は結局のところPV数に比例するということです。もちろんクリック単価やクリック率によって左右されることもありますが、100人ページ訪問者がいたら○パーセントの確率でアドセンス広告をクリックしてくれるという確率論なのです。従ってPV数という母数が少ないと話になりませんし、逆にそれなりのPVがあるのにアドセンスだけしかやっていないというのはチャンスを逃していると言えます。
一方アフィリエイトの場合は良質な記事を作成しその中で上手にユーザーのメリットになるようなアフィリエイトクリックを誘導することが出来れば例えPV数が多くなくても成果につなげることが可能です。アドセンスは受け身、アフィリエイトは攻めの姿勢が取れます。
アフィリエイトで稼ぐ記事とは
特定の商品・サービスを狙ってアフィリエイト記事を書くということは多くの人がやっていますが内容にオリジナリティが欠けていることが多いです。また同じような商品を狙って書いたライバルの記事が既に上位表示されているとさらに難しくなります。この辺りは先行者利益ですし、グーグルのアルゴリズムにもよります。
まず世の中に出ていない情報はもう無いという前提で記事を書くべきで、そうすると記事の書き方というのは「普通」ではいけません。記事の視点と狙ったアフィリエイトクリックまでのアプローチを変える必要があります。
また当たり前のように「サイドバーにはグーグルアドセンスの広告」というような謎の常識をやめて、もともとクリック率の低いサイドバーには高単価のアフィリエイトバナーを貼って常時表示させるというのもアリです。もちろんその際のバナーのデザインというのは重要で、バナー自体が魅力的で「なんだろコレ?知りたい」というものであれば記事の内容に関係なくクリックしてくれる可能性もあります。
まとめ
アフィリエイトサービス(ASP)もいろんな会社があります。私の場合は最初はもしもアフィリエイトだけでした。それで十分かなと思っていましたが、実はASPによって全然扱っている内容が異なるということが分かり、その後はA8.net、バリューコマースに申し込みました。あんまり多くやって使いこなせないと本末転倒ですが、3つ程度であればその心配がないのと、使いたいアフィリエイト広告が見つからないということが無くなり、収益機会を逃すということを極限まで減らすことが出来ました。
今回は実際にアフィリエイトでどのくらい稼げるの?ということについてお伝えしましたが、5人に1人は5万円以上を稼いでいるという事実はアフィリエイトを始めてみる、もっと頑張ってみるという理由になると思います。千里の道も一歩から、少しづつ努力と工夫をしながら大きな収益を目指しましょう。