
今回はお店にあるレジ、レジスターが開かなくなってしまった時の対処法についてお伝えします。
こんな時に使える非常解錠
「非常解錠」というのはあまり聞きなれない言葉だと思いますが、実はカギ(錠前)の種類によってはこの非常解錠装置が付いています。これは何かというと「カギが無くても外部から簡単にロックを解除して解錠(カギを開けられる)仕組み」です。身近なところだとお風呂場とかトイレによくついています。
レジ(レジスター)の非常解錠
レジには通常カギがついており、そのカギで施錠した(カギを閉めた)場合には、そのカギがないと開けることは出来ませんが、カギを閉めたわけじゃなく、もしくは電源を入れるカギをレジの引き出しに入れてしまったままその引き出しを閉めてしまい、(電源が入っていない状態なので)ボタン操作でレジの引き出しが開かなくなった場合に使えます。
つまりこの場合は物理的にカギでレジが施錠されている訳ではないですが、電源が入っていない為にボタンでレジが開かないという状態になります(停電した場合と同じ状態)。
開ける方法
まずはレジ自体を少し持ち上げて裏側(底)を覗きます。そうするとボタンのような「引っかけ」がありますので、そこを適当に押したり引いたり触っていると簡単に開けられます。このようにレジの非常解錠装置は普段は見ることのないレジの底面にあり、そのことを知っている人だけが開けられる仕組みになっています。

もしレジがちょっと重くて持ち上げられない場合は手を入れて探るようにしても操作することが出来ます。これは前述したように最初からレジの非常解錠機能としてついているものですので使用してもレジが壊れることもなく、安心して使用出来ます。
非常解錠装置の場所が分からない場合
もしその非常解錠装置の場所が分かりづらい場合はレジの品番をネットで調べて取扱い説明書を確認することも出来ます。
まとめ
レジが開かなくなってしまうと焦ってしまうかもしれませんが、このような状況であればこの方法で開けることが可能です。自分でレジをこじ開けたり、鍵屋さんを呼ぼうとする前に一度この方法を試して見てください。