
ブロガーにとって気になるGoogle Discover(グーグルディスカバー)。これに記事が選ばれるとその記事の露出が多くなるだけでなく、記事に興味のありそうなユーザーの目に留まるというグーグルディスカバー特有の性質によってCTR(クリック質)も大幅に上がりPVも大きく伸びます。今回はそのグーグルディスカバーに記事が表示されるヒントの一つとなるブログ内の画像設定について解説します。
ディスカバーについての詳細はこの【全部分かる】ブロガー向けグーグルDiscover選出とPVへの影響という記事を確認して下さい。
Discover に記事(コンテンツ)が表示される仕組み
グーグルディスカバーに記事が表示される仕組みは記事がグーグルにインデックス(認識)されていていれば全ての記事が対象となります。しかしもちろん全ての記事が選ばれる訳ではなく実際は狭き門となっており一度も選ばれたことがないという人がほとんどです。
グーグルディスカバーに表示される可能性を高めるには、ユーザーの関心を引くと思われる魅力的で優れたコンテンツを投稿する必要があります。
※Google検索セントラルより
Googleはこのように説明していますが、これはディスカバーに限らずGoogleの中核な評価軸なのでこれだけではあまりヒントになりません。しかし使用する画像に関しては具体的に以下のような点に留意するように言及しています。
ではここからは上記について詳しく説明していきます。
画像は幅が1200px以上
グーグルディスカバーはサイズの大きい画像を記事内で使用しているのを好む傾向にあります。もしグーグルディスカバーに選べれそこからの流入を増やしたい場合は記事に使用する画像の幅を1200px以上にしましょう。
max-image-preview:large の設定
先程のGoogleの解説に「max-image-preview:large の設定または AMP を使用して有効にする必要があります。」と書かれていました。ブログ全体をAMP対応にするのはメリットもありますがデメリットやリスクもある為になかなか簡単に決断するのは難しいと思います。そこでAMP対応ではなくmax-image-preview:largeの設定を行うようにして対応します。これはグーグルディスカバーのフィードに記事が並んだ際に大きくサムネイル画像付きで表示出来るようにする為です(検索結果に表示されるページの画像プレビューの最大サイズ化)。
max-image-preview:largeのやり方
これはhead内に下記のメタタグ(要素)を追加(記述)します。
<meta name="robots" content="max-image-preview:large">
WordPressの管理画面から「外観」⇒「テーマ編集」へ進み、「header.php」をクリックします。header.php内の</header>の上に先程の要素を挿入して保存をクリックします。もしheader.phpを編集したくない場合は子テーマにあるfunctions.phpというファイルを利用することも出来ます。その場合のやり方はコチラを参考にしてみて下さい。
head内にソースコードを追加する手順(子テーマのfunctions.phpを使った方法)
その他のブログサービスを利用している場合はサービスによって場所が異なりますのでヘルプやググって調べましょう。
例:はてなブログの場合は管理画面から設定⇒詳細⇒「head内に要素を追加」という項目に記入します。
サイトのロゴを画像として使用しない
最後にGoogleの説明では「サイトのロゴを画像として使用しない」とあります。これはおそらく記事のアイキャッチ画像を指定しない場合に自動的にサイト(ブログ)に設定されてあるロゴがアイキャッチになることを避けましょうという意味になると思います。つまり記事ごとにアイキャッチ用の画像を設定する必要があるということになるかと思います。
まとめ
今回は主にGoogle Discover(グーグルディスカバー)へ記事が選ばれるヒントとなる画像に関するmax-image-preview:large の設定についてお伝えしました。ただしこれも可能性が上がるというだけで確実なものではありません。ただ私自身も運営している別のサイトの複数の記事がディスカバーに載った経験からPVアップへの影響は大きいですのでしっかりと対策してどの記事も常にその可能性を最大限にしておく意味は大きいと思います。