
EMSは国際スピード郵便と呼ばれ世界120以上の国や地域に30kgまでの書類や荷物を送ることが出来る国際郵便サービスです。今回は日本からフィリピンへ荷物を送った際の配送状況の確認方法についてお伝えます。
※2021年1月1日からの新しいEMS発送のルールについてはコチラ
ちゃんと届くの?
そもそも心配なのがちゃんと届くかということ。荷物が日本国内にある時は心配する人はあまりいないと思いますが、問題は荷物がフィリピン国内に入った時。ただ今まで十数回利用した私の経験からすると届かなかったことはありませんでした。
ただ国際”スピード”郵便という程のスピードはなく、2週間で届くこともあれば1~2ヵ月間かかったケースもありました。
荷物の受取り
送り状の指定した住所に荷物を届けてくれるのは一度だけで(届けてくれない場合もあり)、事前に連絡をくれる訳でもないのでもし不在であればフィリピン国内の保管場所(郵便局)に自分で取りに行く必要があります。そしてなぜか100~150ペソ程度かかります。
※引き取りの際は身分証を忘れずに持参しましょう。
とにかくフィリピン国内の配送環境とフィリピンのポストオフィスはザ・フィリピンなので何がどうなっているのか分からないことが多いです。そんな時に助けとなるのが荷物の配送状況をネットで確認する方法です。
EMS配達状況(日本国内)
EMSには個別の荷物の送り状(ラベル)に13桁のお問い合わせ番号があり、それで今の配達状況が分かるようになっています。確認方法は下の公式ページにいって問合せ番号を入力するだけです。
ただしこのサイトで分かるのはフィリピンに到着したところまででその後の詳しいフィリピン国内の状況はフィリピンの郵便局であるPHILPOSTで確認する必要があります。
EMS配達状況(フィリピン国内)
日本から送られた荷物の所在は下のPHILPOSTのページからトラッキング出来きます。

ここで入力するトラッキングナンバーというのは先程の送り状(ラベル)に記載されている13桁のお問い合わせ番号と同じ番号です。番号を入力しクリックするとこんな感じでトラッキング結果が表示されます。


日本での配送状況も表示されているのでそれを引き継いでいることが分かります。ちなみに上の画像の場合は一番上に「Enroute to delivery office」と書かれており、地域の配達所(PHILPOST)へ移動中という意味になります。
この場合も日本で荷物が投函されてから40日経過しています。フィリピンは何をするにも時間がかかるので仕方ないですね。もしどうしても急いでいる場合は下記にトラッキングナンバーを添えてメールで問合せをしてみましょう。
PHILPOSTカスタマーサービス phlpostcares@phlpost.gov.ph
注意点
実は過去に既に地域の配達所に荷物が到着しているのにずっと配送されなかったことがありました。特に1ヵ月半以上荷物が届かない場合は郵便局で放置されていることがありますので、身分証持参で直接確認に行った方がいい場合もあります。
その際には職員によっては対応が雑で適当な回答をする場合がありますので、郵便局内に散乱している荷物の中から自分で探すと見つかることがあります。
またPHILPOSTのページからトラッキングに関してですが、地域の配達所(郵便局)まで到着しているにも関わらず情報が更新されていないこともあります。一番確実なのは近くの配達所まで直接出向き確認することです(その時はトラッキングナンバーを控えて伝えられるようにしましょう)。
まとめ
今回はEMSの配達状況の確認方法についてお伝えました。これである程度は荷物の所在が分かりますので役立てて下さい。ただいつまで経っても届かない場合はやっぱり自分でアクションを起こしか方法がない場合がありますので注意しましょう。
日本からフィリピンへの国際送金に関しては中継銀行を使わずによいレートで送金できるサービスがお得です。