【グーグルポリシー違反の嵐】”今だけ”な女性Youtuber達の未来 – PHILESSONブログ

【グーグルポリシー違反の嵐】”今だけ”な女性Youtuber達の未来

Youtube女性ポリシー違反

Youtubeを主とする日本の動画広告市場の規模は2020年が約2300億円で、2024年には約5,000億円に到達すると予想されています。普通の人から有名人まで動画を投稿するようになりましたが、「今だけ」な危ういチャンネルが多いのも事実です。

簡単に登録者数を伸ばす女性達

比較的簡単にチャンネル登録者数を伸ばしているのが分かるのが一部の女性達です。しかし彼女達の動画を見てみるとグーグルポリシー違反(アダルトコンテンツ)の嵐です。例えば料理動画というテーマを隠れ蓑に実際は裸でエプロン等の格好で男性視聴者を呼び込んでいたりします。他には「カワイイ下着の試着」と言って下着姿を投稿していたり、「温泉レビュー」と称してきわどい動画をあげている人も多いです。

ポリシー違反

どんなにマトモなチャンネルを装っても残念ながらそれらの動画は実際にはグーグルのポリシー違反となります。後述しますがいくつかの段階を踏んでチャンネル停止(アカウント停止)となります。ちなみにグーグルでは以下のような動画は禁止されています。

  • 性的満足を目的とする性行為の露骨または間接的な描写
  • マスターベーションや性器、胸部、臀部の愛撫
  • 視聴者に性的満足を提供するための大人のおもちゃの使用や描写
  • ポルノ、性行為、フェティッシュ コンテンツのアニメーション
  • 性的満足を目的とするヌードまたは部分的ヌード
  • 獣姦の描写または助長
  • 近親相姦の描写または助長
  • 合意のない性行為または本人の意に反する性的対象化
  • 有名人の露出事故やヌード写真の流出
  • 性的満足を目的とする暴力的、生々しい、あるいは屈辱的なフェティッシュ コンテンツ
  • 性的満足を目的とするコンテンツの集約
  • 未成年者が関与する性的なコンテンツ

Youtubeは急激に市場規模が拡大している最中でこのポリシー違反検知システムが現在はまだ正常に機能しておらず様々な性的なコンテンツが存在しています。しかし現在の無法地帯になっている状態をグーグルや各機関、また広告主がそのまま放置する訳はなく必ず厳しく規制されることになります。

公然わいせつ罪

アダルトコンテンツの配信は公然わいせつ罪にも抵触します。「公然」とは「不特定または多数の人が見ることのできる状態」を指しますのでYoutubeもこれにあたります。

公然わいせつ罪

刑法174条に定められ、罰則は6ヵ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金、または拘留、科料。※場合によっては「わいせつ電磁的記録記録媒体陳列罪」「わいせつ電磁的記録送信頒布罪」

有名なニュースだと2019年には「広瀬 ゆうちゅーぶ」というYoutubeチャンネルの人気ユーチューバー「広瀬ゆう」、本名佐藤亜耶さんが(28)逮捕されました。彼女はYoutubeでギリギリのコンテンツ(それでもポリシー違反)を配信し、そこから視聴者を動画配信サイト「TC2ライブアダルト」へ誘導しより過激な動画で収入を得ていました。

いろいろなやり方はありますが、このYoutubeから動画配信サイトへの誘導は現在でも使われている手法でもあります。

逮捕された時の影響

逮捕されると留置施設内での生活を強いられることはもちろん、自身の社会的な立場への影響も大きくなります。仕事をしている人は見柄拘束によって出勤出来なくなり、最終的に何が起こったのかが周囲にバレてしまいます。同様に家族などにも基本的に知られることになるでしょう。そしてインターネット上にはその事実が永遠に残ることになります。これらのことから普通の社会生活への影響は計り知れなくなります

Youtubeだから大丈夫は甘い

現在の状況だと「Youtubeは甘いから大丈夫」と思われるかもしれませんが、前述したようにYoutubeも公然わいせつ罪の「公然」という環境であることには変わりないのでよく注意する必要があります。さらにそのようなコンテンツをYoutuberとして投稿し収入を得ている人は今後動画が削除されたり、チャンネル停止されたりと、必ず規制対象になると考えられます。「今」はなぜか大丈夫でも「近い将来」は大丈夫ではなくなるでしょう

チャンネル停止まで

現在ではYoutubeへ投稿した動画コンテンツがポリシーに違反している場合は、そのコンテンツが削除されます。初回の場合は該当するコンテンツなどに警告を受けるだけで、チャンネルが罰せられることはありませんが、2 回目以降の場合はチャンネルに対して違反警告が発行されます。違反警告を 3 回受けると、そのチャンネルは停止されます。

甘くないYoutubeの世界と未来

女性の武器を使い、リスクを冒してチャンネル登録者数や視聴回数を増やすスタイルは絶対にやめた方がいいと言えます。理由はもうお分かりかと思いますが、まとめとして記載すると、

  • 長続きしない(出来ない)
  • チャンネル登録者数が増えれば増えるほど周知されリスクが高まる
  • 問題となった時に発生する自分自身への大きな不利益
  • 社会的に悪影響である(子供も含む)

現在Youtubeは宝くじのように人気になればお金が稼げるのは事実です。しかし健全なチャンネル以外の方法でそれをしようとするのはお勧めできません。また今のようなYoutubeの状態が将来に渡って確約されているとは限りません。もし広告単価が半分になるとそのまま収益も半減します。既に圧倒的な知名度と人気を得ているYoutuberは広告収入以外での副収入があります。

しかし中途半端なチャンネルを運営している場合でYoutube一本を生活の柱としてしまうとかなり危うい生活と言わざるを得ません。ということで今回は特に一部の女性Youtuberとそのリスクについてお伝えしました。これが誰かの役に立てば幸いです。

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