ブログを書いているほぼ全ての人が利用しているグーグルアナリティクスですが、「リアルタイム」レポートに疑問を感じた人も多いと思います。今回はその疑問を解消します。
現在のアクティブユーザー数
アナリティクス画面から「リアルタイム⇒概要」と進むと左に「現在○○人のアクティブユーザーがサイトを訪問しています」と表示されると思います。これはその瞬間のアクティブユーザー数ではなく、正確には過去5分以内のアクティブユーザー数となります。

アクティブ ユーザーとは、過去 5 分以内にアナリティクスにヒットを送信したユーザーを指します
アナリティクスヘルプより
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これは技術的に難しい側面があるからだと思われます。通常アクセスがあった時などはユーザーのリクエストに対してサイト側はぺージを表示させるのでアクセス時は正確に分かりますが、サイトを離れるといった離脱行動の場合はユーザーからサイトへのリクエストがない為にリアルタイムでは正確に分からないからだと思われます。
自分のアクセスもカウントされる
アナリティクスを利用している場合は自分の訪問が反映されないように設定している人が多いと思いますが、リアルタイムレポートの場合はその設定をしていても反映されます(試してみると分かるかと思います)。おそらく処理の問題でリアルタイムレポート以外の項目では調整されています。
直近 60秒間ごとのヒット数

リアルタイムレポートの概要ページの右上の棒グラフが表しているのは「直近 60 秒間ごとのヒット数」になります。これはアクティブユーザーの人数ではなくページビュー(PV)です。一人のアクティブユーザーが複数ページを閲覧するとアクティブユーザー数は変わらずにこの棒グラフに変化があったりします。
直近 30 分間ごとのヒット数

画面中央上の棒グラフは「直近 30 分間ごとのヒット数(PV)」を表示しています。○分前に○PVだったというのが分かるようになります。
まとめ
今回はグーグルアナリティクスのリアルタイムレポートについてお伝えしましたが、その瞬間の正確なレポートを表示している訳ではありませんので注意が必要です。ただ直近のユーザー数やPV数を確認することが出来ますので記事がグーグル砲でバズった時などに素早く反応出来たり、PVが多くなってくると眺めているだけでも楽しくなたりもします。ブログの運営に関しては毎日アナリティクスをチェックするクセをつけるようにしましょう。