
Googleのニュースアプリ「Googleニュース」やウェブのGoogleニュースに掲載されるとPVアップが見込めます。実は現在はGoogleパブリッシャーへ登録しなくてもグーグルにインデックスされていればGoogleニュースへの掲載候補になりますが、実際に掲載される可能性はとても低いです。従ってGoogleパブリッシャーにしっかり登録することでGoogleに認知してもらい、その可能性を上げることが出来ると考えられます。
審査が必要
Googleパブリッシャーへの登録はブログの情報などの必要事項や、ニュース掲載時に表示されるロゴを3つ登録する必要があります。全ての必須項目に入力が終わって申請を行うと審査が開始されます。
無料、有料、独自ドメインの有無、アドセンス広告、アフィリエイトの有無を問わず、Googleポリシー違反がない限りは審査は通ります。審査に通らない場合は何らかのポリシー違反があるか、登録内容に不備があることが考えられます。
私の場合は1回目の審査では不合格で再申請で通りました。不合格の理由は次の項目でお伝えします。
審査期間
最初の審査では約1週間で結果が出て不合格でしたが、その理由は申請時のロゴが実際のブログのロゴと違っていたからでした。理由はメールで教えてくれ、ロゴをブログに使っているものと同じにして再申請したら4日程度で審査が通りました。
※審査に通るとステータスが「審査中」から「配信中」に変わります。
登録するメリット
あまり聞きなれないGoogleパブリッシャーですが、登録すると記事が掲載されやすくなること以外にもメリットがあります。
Googleアプリで検索結果に表示
Googleニュースアプリを使うと分かりやすいですが、上部の検索に関連するキーワードを入れると検索結果が表示される前に自分のサイトがロゴと共に表示されます。

キーワードで検索すると関連するサイトの正方形のロゴとブログの名前が大きく表示されます。またその横には☆マークが表れ、それをユーザーがクリックするとブログがフォローされます。

ユーザーが表示されたサイトをクリックすると下の画面のようににGoogleニュースアプリ内でそのサイトの記事が表示されます。

これらはGoogleパブリッシャーに登録されていないサイトは表示されませんので潜在的なユーザーを逃している可能性があります。
ホーム画面にロゴを載せられる
他にもメリットの一つとして、ユーザーは気になる記事提供元のサイトをスマホのホーム画面に追加することが出来ます。この時のブログのロゴはGoogleパブリッシャー登録したロゴ(スクエアロゴ)となり、右下に小さなGoogleアプリのロゴも付きます。

普通のオーガニック検索からホーム画面に追加されるのはすごくハードルが高く難しいですが、Googleニュースアプリからだと心理的ハードルも下がります。
ロゴは重要
先程最初に申請して通らなかった理由がロゴと書きましたが、申請する際に登録するロゴは重要です。ロゴは画像でファイル形式はPNG(推奨)かJPEG形式です。また以下の3種類のロゴを用意することが必要です。
正方形のロゴです。推奨サイズは1,000×1,000pxサイズです。このロゴは先述した通りキーワード検索した際に検索結果より先に表示されますのでメインのロゴとなります。
横長の長方形のロゴです。推奨サイズは400×40pxです。このロゴも様々な場面で表示されます。
※ユーザーのスマホの設定がダークモード以外の通常時に使われます。
※明るい背景を使用してデザインしましょう。
先程と同じサイズ(推奨サイズは400×40px)の長方形のロゴです。です。このロゴはユーザーのスマホの設定がダークモードの時に様々な場面で使用されます。
※ダークモードに合うように暗い背景を使用してデザインしましょう。
どのロゴもGoogleニュースアプリ内の要所要所で表示されますのでデザイン性は重要です。特にスクエアロゴはブログの顔であり、ホーム画面追加時にも使用されます。ただしGoogleパブリッシャー登録時のブログのロゴと合っている必要がありますので注意しましょう。
まとめ
冒頭でGoogleパブリッシャーに登録してなくてもGoogleニュース掲載の候補になると書きましたが、わざわざ登録制度があるというのは登録すると掲載候補として何かしらの優位性があると思われます。
またGoogle側としても一度審査したブログであれば安心してユーザーにアプリ内でおすすめできますので、その辺りも掲載選考にあたり有利に働くと思います。
まだまだGoogleパブリッシャーに登録していないブログが大多数で、しかも登録することによるデメリットはありませんのでこの機会に登録をおすすめします。
※Googleパブリッシャーへの登録はGoogleパブリッシャーセンターから行えます。