【性病かも?】みんなに内緒で出来る性病郵送検査とは/2021年版

性病の調べ方と郵送検査

ちょっと身体の様子がおかしかったり、ふと過去の出来事を思い出してもしかして性病にかかっているのでは?と心配になってしまうことは誰にでもある経験だと思います。性病の中にはクラミジアのように1回の行為で50%以上の感染率があるものや、自覚症状のないもの、重症化すると死に至るものもあり、まず自身の性病の有無を検査して知ることが最も重要になります。ここでは誰にも知られることなく自宅で受けることが出来る性病検査を中心に主な性病の解説などについてお伝えします。

※性病

ここで言う性病は性感染症(STD)のことを指しますが、より身近に感じれるように性病という通称にて記述します。

性病の郵送検査とは

性病の疑いがあり病院に行く場合は女性は婦人科、男性は泌尿器科になります。その他エイズ(HIV)の検査の場合は保健所でも対応してくれます。しかし様々な理由で直接病院や保健所に行くことが出来ない・行きたくないという人向けに性病の有無を調べるキットを用いて検査を行うことが出来るのが性病郵送検査になります。

一般の病院と同等の検査が可能

郵送検査と言っても検査精度の低い簡易検査ではなく、一般の病院と同等の検査精度があります。郵送検査を行う事業者は利用者から送られて来た検体を各市町村から認可を受けた検査所で検査を行っています。

誰にも知られずに検査可能

現在の性病郵送検査では申込みから検査結果受け取りまで誰にも知られることなく行うことが出来ます。さらに一部の事業者の場合には本名ではなく匿名でも検査の申し込みを受付けしてくれるところもあります。

  • 自分以外の誰にも知られることなく検査が可能
  • 検査キットを使って自宅で検査が可能
  • 申し込み窓口が豊富(電話・メール・Web)
  • 検査キットの受取り方法が選択可能(宅急便・メール便・郵便局留め等)
  • 検査キットの梱包方法は中身が分からないようになっている
  • 検査結果はWeb上で確認可能(郵送・メールも可)

予算と症状に合わせて選べる検査キット

性病にも様々な種類があります。郵送検査の場合は気になる性病に絞って費用を抑えて検査することや、多くの性病の有無を1回でまとめて検査することも可能です。

検査可能な主な性病

HIV(エイズ)・クラミジア・梅毒・肝炎・淋病・マイコプラズマ・ウレアプラズマ・トリコモナス・カンジダ・ヒトパピローマウイルスなど

性病検査を重要性

性病は必ずしも自覚症状があるとは限らない病気です。その為、知らず知らずのうちに他人へ移したり、移されたりということが起こります。また万が一性病にかかっている場合は早期発見によって、症状が重症化する前に治療を行うことで早く完治させることが出来ます。まずは自身の性病の有無を確認することが自分の健康を守り、他人への感染をなくすことに繋がる重要な一歩になります。

性病の種類

代表的な性病について解説しています。詳細は各項目をクリックすると確認出来ます。

HIVウイルスは血液・精液・膣液に含まれ、これらが粘膜や傷口に接触することで感染する可能性があります。感染して6~8週間後ごろに発熱・倦怠感・のどの痛み・リンパ節の腫れなどの風邪に似た症状が現れますが数週間で症状が消えます(症状が出ない場合もあります)。

その後数週間から10年に渡りHIVウイルスは体内で増殖しつづけ、免疫細胞を破壊していきます。そして体力や抵抗力の低下に伴い、下痢や発熱、全身リンパ節の腫れなどの症状が起こり徐々に全身が衰弱していきます。

HIVを完治させる治療法はまだありませんが、現在は抗HIV薬を毎日服用することで、免疫力の低下防止と症状の進行を遅らせることができ、普通の日常生活を送ることが可能になっています。

クラミジアは粘膜同士の接触・精液・膣分泌液を介して感染し、1~3週間で発症します。男性は尿道から膿が出る、排尿時に痛むなどの症状があり、放っておくと精巣の炎症や不妊症の原因になります。女性は軽い下腹部の痛み、おりものの若干の増加、不正出血、排尿痛などの症状が出て、放っておくと卵管や肝臓などに炎症、また不妊症の原因ともなります。ただし男女ともに症状が軽いため感染に気づかないケースが多いですが、実際の感染率は50%以上とも言われており、注意が必要な病気の一つです。適切な抗生剤の投与による治療で1~2週間程で完治します。

A型肝炎ウイルスは感染した人の便に含まれ、これらが口から入ることにより感染する可能性があります。性行為においては肛門を舐める・肛門に触れた指を舐める・肛門に触れた指で触れた箇所(性器や乳首など)を舐めるといった経緯で感染するリスクがあります。

症状は下痢・急な発熱・だるさ・吐き気・濃い色の尿・黄疸が出る(目の白い部分、皮膚が黄色っぽくなる)などになります。安静・対症療法が治療となりますが、症状が重い場合は入院し点滴などによる対症療法を行う必要があります。

B型肝炎ウイルスはHIVウイルスと比べると1,000倍も感染力が高いと言われており、血液・精液・膣液が粘膜や傷口に接触することで感染する可能性があります。感染後8~12週間で発症し、症状は急な発熱・黄疸・吐き気・嘔吐・だるさ・食欲不振などです。慢性化した場合は将来的に肝硬変や肝癌などのリスクが高まります。

安静にすることで1~3ヵ月で治ることがありますが、症状によっては服薬治療、入院による治療が必要となります。まれに急激に大量の肝細胞が破壊される劇症肝炎になることがあり、その場合の致死率は75%にもなります。

C型肝炎ウイルスは主に血液に含まれ、傷口に接触することで感染する可能性がありますが、一部には経口感染も指摘されています。だるさ・食欲不振、また風邪に似た症状が出ますが自覚症状がないままC型肝炎ウイルスが体内に残り慢性化するケースが多くなります。通常約30%は自然治癒しますが、慢性化した場合、10〜30年後に肝硬変、肝臓癌を引き起こすリスクがあります。治療法はB型肝炎とほぼ同じになります。

性器やのど、直腸などの粘膜から感染する可能性があります。感染力が強く、一度の行為でも感染率は50%と言われています。男性は感染から3~7日で排尿痛や膿が見られ、痛みが伴います。一方女性は黄色い膿のようなおりものや、頻尿、排尿痛などの症状になりますが、症状が出ないケースが多くあります。1~2週間の抗生物質の投与により完治出来ます。

梅毒トレポネーマという細菌が粘膜や傷口、皮膚に接触することで感染する可能性があります。一度の行為で15~30%の強い感染率と症状が出る時期と出ない時期を交互に繰り返しながら進行していくのが特徴です。

  • 第1期梅毒(感染後約3〜9週間)
    感染した箇所(性器・肛門・口・のどなど)に大豆程度のしこりが出来たり、太ももの付け根のリンパ節が腫れるなどしますが痛みを伴わないことが多いです。
  • 第2期梅毒(感染後約9週間〜3年)
    発熱、倦怠感、脱毛等の症状と共に赤い発疹が全身もしくは一部に出ます。
  • 第3期梅毒(感染してから約3年以上)
    全身に硬いコブのような大きなシコリが出ます。
  • 第4期梅毒(感染してから約10年以上)
    心臓、血管・神経・脳などに重い障害が出て、日常生活が困難になり死亡することもあります。


治療方法は症状に合わせて2〜4週間の抗菌薬(抗生物質)の服用になります。

もともとは健康な人の皮膚や粘膜などにも存在するカンジダというカビが原因になりますので性行為以外にも抵抗力が低下して発症する自己感染のパターンもあります。男性の場合は性器の先端部分(亀頭)が赤くなる、かゆくなる、水疱が出るなどの症状が出ることがありますが、そのほとんどは無症状です。女性はおりものが増加(白色のクリーム状で量の割にはニオイが無い)、痒みが強く急性の場合には膣や外膣が赤くなり、腫れることがあります。塗り薬や経口薬による治療で10日程で治ります。

性器ヘルペスは性器やのど、直腸などの粘膜を介して感染する可能性があります。太もものリンパの腫れ・発熱・性器周辺の水ぶくれや赤い斑点、ただれなどの痛みを伴う症状が出る場合があります。症状よりますが、一般的には内服薬や注射薬による治療を行い、1~2週間で症状は軽快します。

自宅で出来る郵送性病検査

ここからは今すぐ検査キットの申込みが可能な自宅で出来る郵送性病検査を紹介します。料金も1項目3,300円~と手軽なものもありますのでまずは確認してみて下さい。

さくら検査研究所

性病と郵送検査キット1

創業20年を超える性病検査の老舗さくら検査研究所が運営する郵送性病検査サービスです。淋菌とクラミジアだけを検査するお手軽検査キットから、HIV・肝炎を含む全8項目を検査出来るキットなど幅広く取り揃えています。またパートナーと二人で一緒に検査することが出来る10項目の検査キットもあります。検査結果はWeb上で確認です。

検査結果ログイン画面

公式HPはコチラ⇒ さくら検査研究所

STD研究所(STDチェッカー)

性病と郵送検査キット2

STDチェッカーは完全匿名で性病検査を行うことが出来るサービスです。HIVや淋病、梅毒などの指定した1項目から低価格で検査が出来る一方、男性は最大10項目、女性は12項目までまとめて徹底的に検査可能なキットも扱っています。

また受注確認などのメールの受信記録も残したくない場合はコールセンターへ電話することで直接検査キットの注文が可能です。こちらも検査結果はWeb上で確認することが出来ます。

検査結果ログイン画面

公式HPはコチラ⇒ 性病検査 STDチェッカー

予防会

性病と郵送検査キット3

医療法人社団予防会は性病に特化した複数のクリニック運営を行う会社です。郵送検査も10年以上の実績があり、万が一の時は治療までしっかりサポートしてくれる安心のサービスです。各性病ごとの検査キットから 一度に複数の性病を検査できるキットもあり、Webサイトには症状からどの性病なのかがチェックできる診断チャートも用意されています。(こちらも検査結果はWeb上で確認が可能です)

公式HP&診断チャート⇒ 郵送の性病検査なら予防会

まとめ

今回は自宅で簡単に出来る性感染症の郵送検査キットについてお伝えしました。性病に感染しているかどうかの心配は検査することでしか解消されませんので気になる方はまずは検査してみることをおすすめします。

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