【チョコじゃない】全部分かる!フィリピンのバレンタインデー – PHILESSONブログ

【チョコじゃない】全部分かる!フィリピンのバレンタインデー

毎年2月14日はバレンタインデーですが、フィリピンでもその風習はあります。ただし日本と異なり「女性から男性にチョコなどをプレゼントする日」ではありません。今回はフィリピンのバレンタインデーについてお伝えしていきます。

呼び方は「バレンタインズデー」

日本ではバレンタインデーと言いますがフィリピンでは正確には「バレンタインズデー」と言います。というのも英語では「Saint Valentine’s Day(St. Valentine’s Day)」になり、それを略して「Valentine’s Day」となりますので「」を忘れないようにしましょう。ちなみにバレンタインデーの日のあいさつ「Happy Valentine’s Day」はいろんな場面で使えますので覚えておくと便利です。

バレンタインデーの位置づけ

フィリピン人はイベント好きですが、このバレンタインデーも1年で1回の重要なイベントの一つです。流れとしては9月からのクリスマスのバーマンス(9,10,11,12月)、クリスマス本番、ニューイヤー、チャイニーズニューイヤー、その後のバレンタインデーです。

もしフィリピン人の彼女がいたり、フィリピン人と一緒に職場で働いている等の関わりがある場合は無視できない日になります。

男性から女性へ

日本のバレンタインデーのように女性から男性へ告白したり、チョコをあげたりするバレンタインデーは実は世界的に見てもちょっと異質です。フィリピンを含む多くの他の国ではバレンタインデーは「男性が女性に愛を伝える日」となり、ロマンチックなカップルの日となります。感覚的には日本でカップルが過ごすクリスマスに近くなります。

鉄板はバラの花束

フィリピン人の恋人がいる場合のプレゼントの鉄板は赤いバラの花束です。バレンタインデーは付近にはいろんな場所でバラが売られるようになります。何かプレゼントする場合はバラの花束と一緒にちょっとしたプレゼントがいいでしょう。後は当日にしっかりデートをするような感じです。

ちなみにバレンタインデーの夜になると、もの凄い大きなテディベアのぬいぐるみを持った女性も見かけます。このぬいぐるみもプレゼントの鉄板に一つとなります。ぬいぐるみの大きさと愛の大きさは比例する訳ではありませんが、もしプレゼントするなら出来るだけ大きい方がいい気がします。

高価なものは不要

恋人に高価なアクセサリーなどをプレゼントしなくてはいけないというプレッシャーはフィリピンではありません。逆にそれだけ買って渡しても喜ばれるとは思いますが、イベントとしては物足りない感じです。

フィリピンではバレンタインデーは大事な「イベント」ですので、お金ではなく手間暇かけて相手が喜ばす方が相手も「自分への気持ち・愛」を感じますので、サプライズを用意したりする方が印象は良いです。

義理チョコはあり

フィリピンのバレンタインデーは男性から女性へということを書きましたが義理チョコもあります。若い女性同士だとお互いにお菓子などをプレゼントし合ったりします。男性でも職場や友達のフィリピン女性にお菓子などをあげたりしても喜ばれます。その場合はあちこちで売っているバレンタインデー用にパック詰めされた簡単なものでいいでしょう。あくまで「気持ち」という感じです。

ホワイトデーはなし

ちなみにフィリピンはホワイトデーはありません。たぶん日本独特の日ではないかと思います。なのでバレンタインデー付近に日本のバレンタインデーやホワイトデーの風習を教えてあげるなどすると会話のネタになります。

まとめ

今回はフィリピンのバレンタイン事情についてお伝えしました。フィリピン人男性はこの日はいわゆる勝負の日となりますので、もしバレンタインデーに人気のレストランでディナーデートなどをする場合はしっかり予約をしておかないと入れない場合がありますので注意しましょう。いろいろ準備に大変ですがフィリピンと関わっている場合はバレンタインデーはちょっと避けて通るのは難しい日になります。

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