
様々な理由でクレジットカードの正確な有効期限が気になる人も多いと思います。今回は今持っているクレジットカードが一体いつまで使えるのか、その有効期限について解説します。
有効期限の見方
クレジットカードの有効期限は「月 / 西暦下二桁」でカードの表面に記載されています。有効期限と書かれているパターンや「VILID THRU」「GOOD THRU」と書かれているパターンもあります。

「VALID THRU」は英語の「VALID THROUGH」の略になります。
「GOOD THRU」は英語の「GOOD THROUGH」の略になります。
有効期限の月末まで使える
クレジットカードは有効期限に記載されている月の月末まで使用することが出来ます。例えば「GOOD THRU 04/25」と記載されている場合は2025年の4月末日まで利用可能になります。※4月に入ったら使えないということではないので注意しましょう。
前述した「GOOD THROUGH」は英語で以下のような意味になります。
- 【GOOD】は「有効な」という意味があります。(VALIDの場合も同じ)
- 「THROUGH」は後ろに特定の期間がある時は○○期間中という意味になります。
よって「GOOD THROUGH 04 / 25」は2020年4月の期間中、つまり4月末日まで有効ということになります。
有効期限の期間
一般的にカードの有効期間は5年間になりますが、新規の場合は1年や、使用状況や信用状況によっては3年という場合もあります。更新時はカード会社から登録している住所へ有効期限が切れる前にカードが送られてきます。
下の画像は更新前のクレジットカードと更新用に送られてきた新しいクレジットカードです。有効期間が2017年9月から2022年9月までに変更されています。


新しいクレジットカードは受け取った日から使用することが出来、最初に使用した時点で更新前の古いクレジットカードは有効期限内だとしても使えなくなります。※古いクレジットカードはハサミなどで細かく切って処分しましょう。

おまけ
普通の社会人は最低1枚はクレジットカードを持っていると思いますが、もし持っていない場合は早めに1枚は持った方がいいです。理由は長年ずっとクレジットカードを1枚も持っていない場合、経済的な信用状況に問題がなくても審査が通らないということがあります。その場合はいざ必要になった時にたくさんのクレジットカード会社へ申請して審査が通るところを見つける必要がありますので大変です。
また会社を退社してフリーランスになる予定の人は退職後の場合は信用力が下がり審査が通らないケースも多いですので、退職前の在籍期間中にクレジットカードを複数枚申請しておくことをおすすめします。

基本は複数枚持つ
クレジットカードを1枚だけしか持っていない場合は複数枚持つことをおすすめします。クレジットカードが何らかの被害にあってしまった場合に不便ですし、各クレジットカードには特色がいろいろあり、ポイントが付いたり、海外旅行に行った時などに自動的に海外旅行保険が付くものもあったりと、普段から上手に使い分けることによってメリットを得られることが多いです(車によく乗る人はガソリン代が値引きになる出光クレジット「The Gold」)など。それに人生何があるか分かりませんのでいざという時に複数枚持っていると頼りになります。
普段使いのメインのクレジットカード(ポイント重視)を1枚、サブ用のクレジットカード(用途に応じて)を2枚の最低3枚持ちがおすすめです。