
海外に長期滞在している時にパソコンが壊れて買い替えなければいけない、でもその為に日本にわざわざ帰る訳にもいかない、となると選択肢はそこでパソコンを買うということになると思いますが、その際の言語の日本語設定について私も陥った注意点をお伝えします(Windowsの話)。
Windowsがシングルランゲージ版

実はWindowsにはマルチランゲージ版(multi language)とシングルランゲージ版(single language)の2種類があります。マルチランゲージ版の場合はネットで見かけるように日本語化に設定することが可能ですが、シングルランゲージ版は初期設定の言語から日本語に100%変更することは出来ません。私の場合はフィリピンで購入したノートPCがシングルランゲージ版(英語)でした。
マルチは英語で「様々な」というニュアンスの意味で、一方シングルはご存知の通り「単一の」という意味になります。
調べ方
マルチかシングルかは店員さんに聞いて確認するのもいいですが、あまり知識のない人だと分からないことがあるので直接パソコンの設定を確認しましょう。
「コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム」と進むと一番上のWindows editionの部分で確認出来ます。

シングルランゲージ版しかない場合
私がフィリピンでノートPCを買った時にそうでしたが、シングルランゲージ版しかありませんでした。国やその地域によってはそういうことはあると思います。私の場合は英語でも別にもの凄く不便ということはありませんが、それでもやっぱり日本語の方が理解が速いのでストレスは少なくなります。
日本語化も60%くらいは可能
シングルランゲージ版を何とか日本語仕様にしようとしましたが、結論はある程度可能でした。キーボードのタイピングなども日本語(ローマ字打ち)で可能になりました。ただし設定やコントロールパネル、エクセルなどのOfficeは英語のままで変更出来ませんでした。いろいろ試して無理だったので途中で諦めたのでもっと頑張ればもしかしたら何か方法があるのかもしれませんが、私が試した限りは無理でした。それでも体感だと60%くらいは日本語仕様になったと思います。※キーボードは記号などの入力が若干違ってしまうので注意が必要です。
日本語仕様への変更方法
実際にやったことはWindows設定の「Time & Language」をいろいろと変更したくらいです。「いろいろ」というのはネットでよく見かける「海外製パソコンを日本語に設定する」という内容の通りです。しかしこれらの記事のほとんどがマルチランゲージ版のことを書いていると思われるので出来ない箇所もありましたが、実際に変更を加える箇所は同じ部分です。その部分の設定変更をして、後はそれが反映されるかどうかだと思います。
まとめ
今回は海外でパソコンを購入した際のシングルランゲージ版についてお伝えしました。私の場合はシングルランゲージ版が英語だったのでまだマシでしたが、国や地域によってはこの国の言語となる場合があるようですので購入時には注意して下さい。完全な日本語仕様がよければマルチランゲージ版を購入するしか方法はありませんのでしっかり確認してから買うようにしましょう。