【防犯情報】全部分かる鍵屋さん選びについて/合鍵作製

合鍵・スペアキー作成

皆さんはカギをなくした経験はありますか?無い方がほとんどだと思います。では合鍵を作ったことはありますか?これは先ほどの質問よりは該当する人が多いと思います。合鍵いわゆるスペアキーは今ではさまざまなところで作成出来ます。今回はその合鍵作成時の注意点を中心にお話したいと思います。

たくさんある鍵の種類

合鍵作成は町の小さな金物屋さん、靴の修理と一緒にやっている店、合鍵作成のみの受け付ける小さな店、大手鍵チェーン店を始め、ホームセンターなんかでも作ることが出来ます。

ただしカギといっても種類はたくさんあります。おそらく皆さんが想像する以上の数があるのは間違いありません。中には形状も複雑で簡単には作れないものも多いです。

合鍵と一言で言っても簡単に作れるものから難しいもの、また情報が入ったカードをカギと一緒に店頭に持ち込まないと作ってもらえないもの、所有者登録制で登録者しか作れないものなど普通の人が見ただけでは分からないものが多いです。

自分の鍵の種類を知らない


普通の人で自分の持っている鍵のメーカーや特製を知っている方はほとんどいないと思います。一般的にギザギザした山型の切れ込みがある普通の鍵よりはディンプルキーと呼ばれるクレーターのようなくぼみのあるカギの方が防犯性能が高く安心だと思われがちです。これは間違いではないのですが、例外が多いもの事実です。今回は合鍵作成の話ですので詳しいことは今度別の記事でお伝えさせていただくとして、ここからはお店でその場で複製できるカギについてお伝えします。

合鍵作成

自分の持っているカギが簡単に複製(スペア)出来るカギかどうかはお店に持っていくと分かります。住宅用のカギであれば先ほどのディンプルキーと呼ばれるものでも多くのものは作成できます。

合鍵作成の料金は鍵の種類によって異なり500円~5,000円くらいと幅広いです。ただし値段よりも重要なのは合鍵を作るお店選びです。もしあなたが合鍵を作ろうとしているのなら鍵専門店が一番良いでしょう。

お店選びが重要な理由

お店でその場で複製できる合鍵の場合は精度が最も重要です。なぜなら精度が低いとお金を払って作ったのに以下のようなトラブルが発生する可能性があります。

  • カギが鍵穴にささらない
  • カギは鍵穴にささったけど回らない
  • カギは鍵穴に入ったけど鍵穴から抜けない
  • カギは回ったけど堅くて鍵穴の中で折れた

これらはほとんどの場合、鍵の精度が原因になります。合鍵というのはオリジナルのカギを専用の機械を使ってなぞるようにして作ります。精度が求められる作業ですが意外とアナログな作成方法で、素人がやっても手順さえ間違えなければ見た目はほとんど問題のないカギが出来上がります。しかし前述したようにカギは精度が最も重要で1ミリよりも小さい単位での精度が求められます。その為、カギの基本知識のない人や経験の浅い人間が作ると精度の悪い合鍵が出来上がってしまいます。

アフターサービスは重要

先程紹介したように合鍵のトラブルがあった時というのはその合鍵の微調整や再作製、カギが鍵穴から抜けないなどの深刻なトラブルの場合は現場での鍵屋さんによる対応が必要になります。

つまり買った後の保証のようなアフターサービスがあるお店を選ぶ必要があります。しっかりとしたお店の場合は合鍵作成のリスクも当然理解している為、万が一トラブルがあった場合は無料で対応しますという保証についての説明があるはずです。(レシートなどはすぐ捨てずに合鍵が問題なく使えると確認出来るまで持っておくことをおすすめします。)

どんな高い合鍵作成技術を持っている専門店でも精度の問題だけでなく、それぞれのカギの「クセ」がある為に、作った合鍵が上手く回らないということは稀に起こってしまいます。

間違ったお店を選んだ場合

もし合鍵を作製しにいったお店で先ほどお伝えしたような不具合時のアフターサービスについての説明がない場合は間違ったお店を選んでいる可能性が高いです。そういうお店は合鍵を作製したら終わり、あとは知らない、という無責任な対応をする場合も多く、合鍵作製のリスクをお客さんに説明しないという点で専門性も低いと言えます。

作った合鍵が回らなかった程度ならよいのですが、鍵穴に刺して抜けなくなった、もしくは鍵穴に入ったまま折れてしまったという場合は大変です。もしこういった状況で対応してくれない場合は別の鍵屋さんを現場に呼んで出張作業をしてもらわないと普通の人では解決できません。鍵屋さんを呼んだ場合はおそらく出張料金、作業費で最低でも1万円前後はかかってしまいます。

精度の悪い合鍵代金に加え、別の鍵屋さんの出張サービス料金まで払うと負担が大きくなりますし、精度の悪い合鍵を古い鍵穴に刺し込んで無理に回した場合は鍵穴の方も壊れてしまう場合があります。そうなると鍵穴(シリンダー)の交換まで必要になり数万円が追加でかかってしまうことも稀にあります。

まとめ

今回は合鍵作成とそのお店選びについてお伝えしました。多くの種類のカギがありますが、合鍵を作るお店もピンキリです。しっかりとした精度の高い合鍵を作ってくれるかはお店の人が説明する万が一不具合があった場合の保証の有無で判断することが出来ますので参考にしてみてください。

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