
2021年4月15日のGoogle Earth(グーグルアース)のアップデートにより3Dタイムラプス(Time-lapse)モードが利用可能になりました。今回はその概要と使用方法についてお伝えします。
タイムラプス(Time-lapse)とは
タイムラプス(Time-lapse)とは英語で「時間の経過」という意味で、動画などの映像においては微速度撮影などとも呼ばれています。一定の間隔で撮影された写真を連続で繋ぎ合わせた動画をタイムラプスと呼びます。
早送りした映像に似ていますが、タイムラプスは間隔を設けた写真の連続から構成されている為、映像がより綺麗という特徴があります。

夜景や星空の撮影に使われていたり、アート作品の完成までの制作過程映像なんかにもよく使われているね

よくテレビで見るやつね
グーグルアースのタイムラプスとは
グーグルアース(Google Earth)のタイムラプス(Time-lapse)は過去37年間(1984年~)に撮影された2400万枚の衛星写真を使用してその場所の変化の様子を一気に見ることが出来る新機能です。これにより地球環境の変化を誰でもGoogle Earth を通じて衛星画像から確認することが出来ます。
グーグルアースタイムラプスの使い方
グーグルアースタイムラプス(Google Earth Time-lapse)は誰でもウェブ上で簡単に使うことが出来ます。まずはGoogle Earthをブラウザで開きます。するとこんな画面になります。

上の画面の左にあるメニューから上から2番目の「Voyager(トラベル)」をクリックします。

すると下のような画面になりますので、上部項目が「自然」になっていることを確認して下の「Google Earthのタイムラプス」をクリックします。

クリックした後に表示される画面はランダムに場所が選ばれてタイムラプス動画が始まります。この画面で任意の場所を検索したりタイムラプス動画の停止などの操作が出来ます。

①でタイムラプスの再生・停止や西暦の選択などが出来ます。
②は検索窓です。好きな場所を入力するとその場所のタイムラプスを見ることが出来ます。
③表示される衛星画像の2D・3Dへの切替が出来ます。
※画面左下の○の隣の数字が100%になっていることを確認しましょう(衛星画像が完全に読み込まれているかどうか)
もしグーグルアースの画面に地名などが表示されており、それを非表示にしたい場合は画面左のメニューの一番下の「地図のスタイル」から「クリーン」を選択すると文字情報のない衛星画像になります。

まとめ
今回はグーグルアース(Google Earth)の新機能タイムラプス(Time-lapse)の解説と使い方をお伝えしました。環境のことを考えるきっかけになったり、使ってみるだけで楽しめますのでぜひ試してみて下さい。